社会福祉法人 高知慈善協会

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絵本のこと

2025.01.16

保育園では、毎月2回、絵本の貸し出しをしています。子どもたち自身が選んだり、乳児クラスでは子どもたちに合った絵本を担任が選んだりして、持ち帰ります。そして、お家の人に読んでもらって、親子で楽しい時間を過ごしてもらっています。今日は絵本の貸し出し日でした。

「どれにしようかな~」

「このえほんかりたいな」「は~い、じゅんばんにならんでね」

「どれにしようかな~」「これがおもしろそうかな」

「ねえ、みてみて!これおもしろいで~」「え~どれどれ?」

絵本には、生活の絵本、リズムのいい絵本、季節の絵本、笑える楽しい絵本、物語、図鑑など、いろんなジャンルのものがあります。そして、それらをお家の人の膝の上でよみきかせしてもらったり、寝る前の布団の中で読んでもらったり、どんなに忙しくても、けんかをしていても、絵本を読むときの声は優しくなりますよね。親子でリラックスできるその時間は、心の栄養になります。

そして、保育園でも絵本の時間は大好き。一人でページをめくってながめたり、文字が読めるようになると自分で読んだり、友だちと楽しさを共有したり。

『いないいないばあ』の絵本を見て、友だちと一緒に「いないいないばあ!!」いい顔!!

想像力が高まったり、いろんな言葉を知って言語力が高まったり、集中力が上がったりして、絵本はいいことがいっぱい。お気に入りの絵本に出会って欲しいです。

絵本にちなんだお話を一つご紹介。『おなかのボタン』、この絵本は、小高坂双葉園の卒園児のお母さんが描いた絵本です。小学生になって胃ろうをすることになった子どもさんのことが描かれています。年長の子どもたちに読んでみたら、変身した主人公に大笑いしたり、感心したり。大変な胃ろうですが、明るくて前向きでとっても元気になれる絵本です